ちょっとお客さまや奥さんが上海に来ていたので、なかなか更新ができませんで
した。コレイイワケネ。こっちの会社や家庭には大抵置いてある「飲料水サーバー」。
あれが大好きなんです。あれが出す音が好きなんです。
私の住んでいる部屋には置いておらず、使うのは専ら会社です。
だいたいアレにお湯を入れに行くとき、というのは疲れたときなんですね。
疲れたから「そろそろお茶でも飲もうかナー」などと独り言をつぶやきます。
サンダル履いた足をペタペタいわせながら、緑茶のティーバックを入れた
コップを持って歩きます。疲れているので多少ヨタヨタとなっているかも
しれません。
サーバー君は、ちっちゃな体におっきな水タンクを逆さまに乗っけています。1
8.9リットルです。意外に大きくて重いです。お湯も沸かしてくれます。
さて、コップを左手にぎゅっと握って注ぎ口に持って行きます。
右側は水色に塗られた冷水レバー。こちらは胃薬を飲むときに使わせてもらって
います。
今回はお湯。左側の赤く塗られたちっちゃなプラスチックのレバーを右手でつま
み、くいっと押し下げます。
注ぎ口からはじょじょじょじょじょじょー、っと心持ち優しくお湯が出てきてコッ
プを幸せなお湯で満たしてくれます。
それとともに、サーバー君の上に逆さまに乗っかっている水タンクの下部から、
空気の泡がこぽこぽこぽこぽ~と昇ってきます。小さすぎず大きすぎず。
あぁぁぁぁ~、いい。すごくいい(by「刑務所の中」)。
お湯レバーを丁度のところで戻し、また部屋に戻っていきます。
会社で「お茶を喫する」ということは、お湯を入れる音を聴く→気持ちいい、お
茶を飲んで味わう→気持ちいい、という2つの幸せな気持ちを味わうことができ
るのです。
あぁ、素晴らしい上海ライフ。
そうやって、いつも私は「飲料水サーバー」に心から感謝する生活を送っており
ます。
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