2004年10月14日木曜日

拍手してしまう物語

 まいどー、よしばです。


ご無沙汰しております。


日本で買って、上海に持って帰ってきてから何度も読み直して
しまっている本があります。

須川邦彦「無人島に生きる十六人」(新潮文庫)

明治31年、船が難破してミッドウェー沖の無人島に
流れ着いた16人の日本人たちの物語です。


椎名誠氏が解説で「この本の中で活躍する闘志と
耐久力に満ちた明治の男たちの喜びと悲しみ痛快冒険譚に
たくさんの拍手をーー」

と書いているとおり、確かに拍手してしまった。


ただ単純に冒険譚としても面白いのだが、従業員16人の
企業が未曾有の危機を乗り切る、といったビジネス物と
しても読むことができます。

戦前子供向けに書かれた本ということもあり、何度
読み直しても疲れない。


久しぶりにいい物語に出会いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

高尾駅ホームの弾の跡

 こちらは中央線高尾駅1番2番ホームの弾の跡。こちらは航空機から射出された弾は旧レール製の柱を貫いている。沿岸の都市だけではく、内陸の八王子まで空襲されるとは驚いたことであろう。こちらも駅の再開発でどうなってしまうのか。保存されるのであろうか気になる。