まいどー、よしばです。
ご無沙汰しております。
日本で買って、上海に持って帰ってきてから何度も読み直して
しまっている本があります。
須川邦彦「無人島に生きる十六人」(新潮文庫)
明治31年、船が難破してミッドウェー沖の無人島に
流れ着いた16人の日本人たちの物語です。
椎名誠氏が解説で「この本の中で活躍する闘志と
耐久力に満ちた明治の男たちの喜びと悲しみ痛快冒険譚に
たくさんの拍手をーー」
と書いているとおり、確かに拍手してしまった。
ただ単純に冒険譚としても面白いのだが、従業員16人の
企業が未曾有の危機を乗り切る、といったビジネス物と
しても読むことができます。
戦前子供向けに書かれた本ということもあり、何度
読み直しても疲れない。
久しぶりにいい物語に出会いました。
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