2005年12月14日水曜日

姉歯さんに思ったこと

 今日ニュースで、構造計算書偽造問題で渦中の姉歯さんの

証人喚問を観ていて思ったこと。

・得意先の売り上げ割合は1社3割以内にしよう
・自分のものを他人に作ってもらうのは、よっぽどの信頼関係が必要だ。
・人の心は弱い


それにしても、姉歯さんの、何かモヤモヤが吹っ切れて、
清清しい姿勢が印象的だった。


個人的には、今回の一番思い責任を負っているのは検査機関だろうと思う。

姉歯さんが「巧妙にバレないように、誰にもわからないように
徹底的に隠しました」ってんなら別だけど、姉歯さんが言う
「誰でも見ればわかります」というのが本当ならば、だけどね。

建築主からすると、コストをギリギリまで下げろ、というのは
当たり前の要求だし、当然手抜きがおこりやすいだろう。

防波堤である検査機関が、「見抜けませんでした」というのは
「仕事してませんでした」と言っているに等しいでしょ。特に

だって手抜きを見抜くのが仕事なんだから。


正直今回のマンションの被害者の人たちには同情はするけど、
当然人が作ったものなんだから、こんな事態は想像できたでしょ、
と思う。

それに比べると、ホテルの建築主に対してのほうが、心持ち
同情の度合いが強い。

うまく説明できないんだけどね。

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高尾駅ホームの弾の跡

 こちらは中央線高尾駅1番2番ホームの弾の跡。こちらは航空機から射出された弾は旧レール製の柱を貫いている。沿岸の都市だけではく、内陸の八王子まで空襲されるとは驚いたことであろう。こちらも駅の再開発でどうなってしまうのか。保存されるのであろうか気になる。