2006年3月8日水曜日

本日のタクシー運転手さんのお言葉

 まいどーも、よしばです。


今日は池袋から自宅までタクシーに乗りました。

タクシー会社:○○
所属営業所の所在地:入谷
運転手さん:56歳くらい


去年まで地方公務員。埼玉のとある市の内勤職員をしていました。
土木・管財関係です。

早期退職勧奨で辞めてタクシー運転手になって約1年です。タクシーに
乗るきっかけは友人の誘いでした。安定した公務員時代に比べると
収入は半分以下です。

家族には反対されましたが、公務員を辞めてやれる仕事なんて
限られてます。

辞めたのは自己都合です。土木・管財関係は外部の業者との癒着の
誘惑が激しく、自分もいつ甘い汁を吸ってしまうかとビクビクする
日々を過ごしていました。甘い汁を吸うのは結構簡単なんです。
だけど今のご時世、内部からチクられればすぐに捕まりますからね。

そんなビクビクするような日々が嫌で公務員を辞めました。

当然内部には甘い汁を吸っている人間はいます。地方公務員なのに
ベンツ乗るのは止めて欲しいよね。市民からの冷たい目線に気づかない
人間も多いです。


タクシー業界に入って驚いたのは、こんなに競争が激しい業界だとは
思わなかったということ。どこにいっても東京中タクシーであふれかえって
います。流しているとお客さんの取り合いです。仁義なんてないです。

それと運転手の質が低いということですね。運転しながらタバコを
ふかしたり、右手をドアの外にダラリと下げながら運転したり、
お金にだらしがない同僚も多いです。

あと公務員だったんで、サービスという概念がまだ自分でも
はっきり体になじんでいないんです。例えば「接客」という
言葉がありますが、公務員では「接遇」といいます。
公務員には「客」なんて考えないんですよ。市民も広い意味で
「客」なんですが、そんなことわかんなかったですね。


公務員時代は5時に仕事が上がって、夏だったらまだ明るいうちに
酒飲んで酔っ払っていましたよ。だけど地元でそんなに早い時間に
飲むと市民の目が厳しいので、わざわざ近隣の街まで行って
飲んでました。本当なら勤務している市で飲んで、市にお金を
落とさなきゃいけないのにね。


いつまで続くかわかんないですけど、なんとかやって行きますよ。

終電後は池袋にいるんで、見かけたらまた声かけてくださいね。

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高尾駅ホームの弾の跡

 こちらは中央線高尾駅1番2番ホームの弾の跡。こちらは航空機から射出された弾は旧レール製の柱を貫いている。沿岸の都市だけではく、内陸の八王子まで空襲されるとは驚いたことであろう。こちらも駅の再開発でどうなってしまうのか。保存されるのであろうか気になる。