2007年11月28日水曜日

ガスレンジの中に潜むものは

 


最近ガスレンジの調子が悪かった。

2つあるコンロの右側が、火を点けると
だんだんゆっくりと炎が小さくなる。

そしてやがて消えてしまう。


その消え方が、ゆったりゆったりしゅしゅしゅしゅしゅ~、
と消えてゆくのだ。

青くて透明な生き物が、ゆったりと小さなガス噴出し口の
穴の中にウツボのように入ってゆく。

生き物のような消え方だ。


困った。


中を掃除したりしたのだが、治らない。

致し方ないので、メーカーのリンナイに電話。

24時間365日対応。

素晴らしい。

その場で解決するわけじゃなく、後日修理センターから
アポ取りの電話が行く旨説明を受ける。

でもその場で話を聞いてもらえるだけでも、こちらの
心理的な不安感は軽くなる。

素晴らしい。

次もリンナイを買うぞ。


さて、翌々日に近所のリンナイ特約店のおじさんが
やってきた。

ノンビリした感じの人だ。

レンジの蓋をあけて、ノズルを掃除したりしてくれる。

「ん~、虫ですかねぇ~」

ノンビリした口調で言う。

「そうですか。虫がいるんですか?」

「時々ね、いるんですよ、虫が」


ドライバーで部品を外してゆく。

「あぁ、いましたよ、虫が」


それは直径4ミリほどの小さな金色の管状の部品の中に
丸まっていた。

白い虫。

直径3ミリくらいで長さが6ミリくらい。

何かの幼虫のようだ。

妻が「メイガの幼虫だ」と言った。

ふ~ん。


その部品はガス管とガスの噴出量を調整する弁を繋ぐところに
あった。

「コイツがね、細い管の中で右に行ったり左に行ったり
動くんで、ゆっくりゆっくりと炎が小さくなっていったんだと
思いますよ~」

その白い幼虫は、金属製のピックで管からつまみ出され、
シンクの淵でゆるゆるとうごめいていた。

「天然ガスでもね、死なないんですよ、虫は~」

「へぇ~、死なないんですか~」

「なんせ『天然』ガスなんで、死なないんですよ~」

「『天然』だからですかね~」



なるほど。

炎がゆったりゆったりしゅしゅしゅしゅ~、と生き物のように
消えていった理由がコレだったのだ。

生き物がゆったりゆったりと管の中を動いて、しゅしゅしゅしゅ~、と
炎を動かしていたのだ。

なるほど。理にかなっている。


出張費含めて4420円也。

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高尾駅ホームの弾の跡

 こちらは中央線高尾駅1番2番ホームの弾の跡。こちらは航空機から射出された弾は旧レール製の柱を貫いている。沿岸の都市だけではく、内陸の八王子まで空襲されるとは驚いたことであろう。こちらも駅の再開発でどうなってしまうのか。保存されるのであろうか気になる。