昨日は高尾山に行ってきた。
紅葉はもう終りかけているけど、しばらく行楽というものを
家族でしていなかったので、手軽に行楽できるところを
探した結果だ。
妻と子供と3人。
ベビーカーは子供を入れたまま、リュックのように
担げるおんぶっこバギーだ。
電車だと練馬・新宿と乗換えがメンドウなので、車で
行くことにした。
練馬から約2時間。けっこうかかる。
駐車場は甲州街道沿いの高尾山薬王院が管理する車両祈祷所だ。
駐車料金が500円と安い。
いや、「駐車料金」ではない。
領収書にはこう書いてある。
「山内整備費として御協賛ください。 一金五百円以上」
つまり「駐車料金」ではなく「協賛金」。
宗教法人への協賛金。
おそらく無税だ。
駐車場の看板にも、一切「駐車料金500円」などとは書いていない。
駐車をした後に徒歩で駐車場を出ようとすると、受付の建物から
スピーカーで、「駐車の方は受付にお越しください」と呼びかけ
られる。
決して「駐車料金をお支払いください」などとは言わない。
やるな、坊主。
リフト・ケーブルカー前のソバ屋でお昼ご飯を食べた。
いくつか同じような店が並んでいたが、座敷があった店を選んだ。
乳児対策だ。
ソバは平打ち麺で、かなり太い。食べ応えがあった。
さて、登山である。
ケーブルカーかリフトか。
発着地点も同じで運賃も同じ。
より直接肌で山の空気を感じたい、という理由からリフトを選択。
驚いたのは、リフト乗り場と降り場ともに、ベルトコンベアというか
動く歩道のようなゴムベルトに乗ってスピードをあわせてから
リフトの搬機(イス)にケツを滑らせる。
うーん、進化だ。
妻が息子をスリングにいれ、こちらは荷物とベビーカーを持つ。
久しぶりのリフトだ。
ごんごんごんごん登っていく。かなり楽しい。
リフトを降りてから、息子をおんぶっこバギーに入れて
担いで歩く。
途中薬王院の階段が結構キツかったが、えっちらおっちら
歩く。
息子の荒い息遣いを感じつつ、後頭部周辺をいじられながら、
なんとか約50分ほどで山頂に到着。
あまりに西日が強くて、たっているだけでまぶしい。
富士山や丹沢のヤマヤマも逆行であんまりはっきり
見えない。
山頂でゆっくりミカンなどをほおばりながら、30分ほどの
休憩の後に、登りとは違う、林やつり橋を通るルートで
降りる。
さすがミシュランで5つ星を取った観光地。
外国人(西洋人)が結構多い。一人の人もいれば、グループもあり。
国際的観光地、高尾山にぜひどうぞ。
電車でお越しの際は、京王電鉄の「高尾山往復割引乗車券」でドーゾ。
ちなみに高尾山は「東海自然歩道」の入り口でもある。
終点は僕の大好きな箕面(みのお:大阪府)だ。
箕面も紅葉が有名だ。
ちなみに箕面の名物はもみじの天ぷらだ。
本物の紅葉の葉っぱに、甘い衣をつけて揚げてある。
ぱりぱりして甘い。葉っぱも食べる。
幼い頃食べたときには驚いた。
お土産に学校に持っていったら大人気だった。
ぜひ箕面に行ったときに食べて欲しい。
梅田からこれまた大好きな阪急電鉄で30分で行ける。駅から歩いていける温泉もあるし猿にも会える。
妻の強烈なリクエストにより、次の行楽は御岳山になりそうだ。
■概要
高尾山滞在時間:約4時間
子連れの際の注意点:・ベビーカーは担げるものを持っていく。
なければスリングか素手でだっこかおんぶ。
・山中にベビーベッドはないので、おむつは
そこら辺でこっそり替える。
その他:靴をスニーカーに替えるだけで、普段の町歩きの格好で
ハイキング可能。
今日現在、まだ筋肉痛はない。
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