2007年11月15日木曜日

肉食だ!

 今日雑誌を立ち読みしていて、思わず膝を打った記事があった。


今週号の「週刊新潮」。


週刊新潮を開くたびに、必ず読む連載がある。

斎藤由香さんの『窓際OL トホホな朝ウフフの夜』

「祖父:斎藤茂吉 父:北杜夫」「サントリーの『マカ』の売上げを
飛躍的にUPさせた女性」として有名だ。


僕は前職である広報職に就きたての頃、彼女がどのように「マカ」を
広めていったのか、というエピソードを読んで、大変参考にしたことがある。

まぁ超有名企業が販売している「商品」と、できたばかりの
零細企業が提供する「サービス」とで、当然アピールする手段が
違ってくる。

しかしその行動力には「なるほどなぁ。俺もスグやろう」と思った
ものだ。


さて、今週号の「窓際OL トホホな朝ウフフの夜」である。

93歳にもなる斉藤さんの母方のおばあちゃんのこと。

今でもとても元気で、一人で電車に乗って美容院に行ったり、
野球観戦が好きで、高校野球の試合を神宮球場に観に行ったり
するそうだ。

今でも頗る元気で、足取りもちゃんとしている。

そのおばあちゃんの好物は「肉」。

離れて暮らしている斉藤さんが、おばあちゃん宅に
何かお土産を持っていこうかと聞くと、肉を持ってきて
欲しいというそうだ。

斉藤さんは、おばあちゃんの元気の基は肉食かも
しれないと推察している。


なるほど。

我が家のおばあちゃんのことが頭に浮かぶ。


僕の父方のおばあちゃんは浅草生まれ商家育ちの94歳。

まだまだ元気だ。多少頭は鈍くなっているが、血色もすごくいい。

江戸っ子らしく、よく喋る。口が悪いがウラがない。

歯は全部自分の歯で、近年すい臓ガンが見つかり、腹部を
20センチくらい切開して手術したが、切開跡はちゃんと
接合している。

好きなものはやはり「肉」。

好き嫌いが大変激しく、野菜はまず口にしない。

おばあちゃんの家の煮物はみんな甘辛く、色も茶色い。


90歳になるまで、ほとんど病院に行ったことがなかった。

先日も家族でおばあちゃん家の近所のレストランに行ったのだが、その際に
注文したのはフィレステーキ。

付け合せの野菜やご飯は食べず、肉だけ平らげていた。


今なお元気なおばあちゃんの姿を見ていて、菜食主義とか
健康食品とかマクロビオテックってどおなのよ、と常々疑問に思っていたのだ。

そんなん、気のせいじゃないの?


僕の知人でマクロビオテックをやっている女性がいるのだが、
いつもなんだか顔に艶がなく、健康なのだがちょっと顔色が
よくない感じだったので、「肉でも食べたら?」と会うたびに
心の中で思っていた。


だから、斉藤さんのコラムを読んで、「そおだそおだ」と激しく同意した。


ちなみに我が家のおばあちゃんに元気の秘訣を聞くと、

・好きなものを食べること
・よくしゃべること

だそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

高尾駅ホームの弾の跡

 こちらは中央線高尾駅1番2番ホームの弾の跡。こちらは航空機から射出された弾は旧レール製の柱を貫いている。沿岸の都市だけではく、内陸の八王子まで空襲されるとは驚いたことであろう。こちらも駅の再開発でどうなってしまうのか。保存されるのであろうか気になる。