今日は面接で、久久に中目黒に行った。
ちょうど中目黒と池尻大橋の間くらいのところ。
前の前に勤めていたマーケティング代理店があったビルの
すぐ近く。
面接が終わって、次のアポイントメントまで時間があったので、
ぶらぶらしてみた。
このあたりに、カステラで有名な福砂屋の東京工場がある。
春には桜並木で有名な、目黒川沿いにある。
ひさびさに福砂屋の前を通った。
風に乗って、ときどき砂糖の焦げた甘~いステキな匂いが漂ってくる
ことがあった。
今日は匂わない。
まだ中目黒に勤めていた頃、なにかトラブルがあるたびに、
工場に併設されている直営店でカステラを買って、クライアントの
ところにお詫びに伺ったのを思い出す。
幸い3回ほどだったが。
普通「工場」といえば、ラインがあって機械がどんどん自動的に
カステラを作っていく、と想像してしまう。
ところが、この福砂屋の工場の窓から、時々こんな音が漏れてくることがあった。
「チャッチャカチャッチャカチャッチャカ」
リズミカルな金属音。
想像するに、ステンレスボウルの中の何かを泡だて器で泡立てる音だ。
たぶん。
一人や二人じゃなく、時折数人でこのリズムを奏でていることがある。
関東エリアだけで26もの販売店を持っている福砂屋。
まさか手作りで作っているんじゃないよね。
まだ疑問は解けていない。
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