2004年4月8日木曜日

トロリーの分岐器はどうなっているのか

 ■トロリーの分岐器の仕組みを知りたい!!



トロリーバスに給電しているトロリー=架線。大きな通りだけではなく
小さな路地にまで張り巡らされています。

いつもそのトロリーを見るたびに強く思います。


「トロリーの分岐器は、一体どのようにパンタグラフの
進む方向=左右を決めているんだろう」

■トロリーバスとは


黒部ルートのトロリーバスがバッテリーになり全廃して
しまった日本とは違い、上海ではまだまだ走っています。

旧共産圏ではまだまだ多いようです。


ちなみにトロリーバスとは、電車のように架線に流れている
電気を動力源としてモーターで走っているバスです。

道路上を走る電車ですね。外見はバスと同じです。

ただし道路上に張られている電線から電気を取り入れるための
釣竿のような2本のパンタグラフ(アーム)が屋根から突き出ています。

その釣竿の先に、電線を下から押し付けてホールドできるような
小さな凹型のアダプターが付いてます。


写真があると簡単に説明できるのですが、この部分に写真を
貼り付ける方法を知らないので、今度勉強しておきます。


■見上げる男

つい交差点手前などにあるトロリーの分岐器を見上げて
しまいます。そしてバスから突き出ている2本のパンタグラフが、
どのように分岐器を通過するのかをジト眼で観察します。


「シャーッ」
「カシャカシャカッシャンッ!(軽く火花)」
「シャーッ」


うーん、どうなってるんだろーーー!!


分岐器そのものはとてもチャチな作りで、それがバスや指令所など
からの外部指令によって左右に振り分けているとは思えない。

鉄道のように、カチッとダイヤが決まっていて、信号のプログラム
からの指令により、モーターによって左右に分岐器が動かされている
ようには思えない。


一つの可能性として考えられるのは、次のようなことだ。

・架線を中心にして、バスの車体が左にあればパンタグラフは
左に振られる。右にあれば右。

例えば車体が分岐器よりも左にある場合、パンタグラフは
バスの屋根についているパンタグラフを安定させるための
バネの力により左に行こう行こうという力が加わっている
わけです。

そうすると、左に行く?


うーむ。わからん。

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高尾駅ホームの弾の跡

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