2005年4月18日月曜日

「反日デモ」と「破壊行為」を分けて考えたい

 今回の「反日デモ」、かなり大きな騒ぎになりましたね。昨年の

サッカーの「アジアカップ」予選を思い起こさせます。
知人の日本料理屋も窓ガラスを割られるなどしたそうです。

いろいろ大変だったなぁと思いますが、いくつかのメディアの記事で
「(中国は)デモを止めさせるべきだ」などと書いてありました。

これらの記事を読んで気になることがあったので、今回これを書いています。

■「反日デモ」と「破壊行為」を分けて考えたい

1:反日デモ
2:暴徒化したデモ参加者による破壊活動および暴力行為

この2つは別物と考えています。

2については言わずもがな。よろしくないことは間違いありません。
「壊すな」「盗むな」「殺すな」「犯すな」は人類普遍のルールですね。

1については「NG」とは考えていません。

確かに「中国の人たちが反日を叫んでデモを行う」というのは
日本人として悲しいことです。

■「中国にも言論・集会の自由があるんですね~」

しかし中国と違って「言論の自由」「集会の自由」を憲法に持つ日本の
メディアや政府が「中国政府はデモを規制せよ」などと叫ぶのは
どうなのか?

逆に「破壊行為については法律で厳正に対処してほしい。一方で
中国にも言論や集会の自由があるとわかり、大変喜ばしく思います」と
言うのはいかがだろうか。

■そのほかに思ったことなど

・「レジャーとしてのデモ」
・政府の方針で「反日」を育てたんだから、反日が多くて当たり前
・多様な情報が入る日本と、検閲がある中国との情報量の差
・日系企業に対して、入居するビルやデパートから追い出される、
 もしくは警備費用を上乗せして請求される。
・共産党一党支配が揺らぐ?→変革の可能性

うーん、まとまらない・・・。

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高尾駅ホームの弾の跡

 こちらは中央線高尾駅1番2番ホームの弾の跡。こちらは航空機から射出された弾は旧レール製の柱を貫いている。沿岸の都市だけではく、内陸の八王子まで空襲されるとは驚いたことであろう。こちらも駅の再開発でどうなってしまうのか。保存されるのであろうか気になる。