今日はあいにくの雨。
妻が馬喰横山に用事があったので、息子と3人でおでかけした。
本当は妻だけ出かけて、息子と二人でお留守番でもよかったのだ。
しかし妻の姿が見えなくなると泣き叫び続ける息子。
お天気だったら2時間くらい近所をお散歩すれば、なんとか
ごまかせる。
しかし今日は雨なので難しい。
息子に妻が家に帰ってくるまでの6時間を、泣き叫び続けて
過ごしてもらうのも悪い。
途中まで妻と一緒に出かけ、妻が用事を済ましている時間だけ
息子と二人で妻と別行動をすることにした。
浅草橋近辺の地図を目を皿のようにして眺める。
・屋内施設
・幼児連れOKな飲食施設がある
・中をウロウロできる
ということで、「江戸東京博物館」にフォーカス合いました。
妻と練馬から大江戸線で馬喰横山まで行って、妻と別れてから
ベビーカーを転がして両国橋を渡り江戸東京博物館に行く。
途中で吉良邸跡も寄ろう。
行程のほとんどを都営地下鉄を使うために、練馬駅で購入したのは
このきっぷ。
「都営地下鉄『秋』のワンデーパス」
11月25日までの土日祝日しか使えないのだが、これが
結構お得だった。
練馬~馬喰横山の片道が310円。往復で620円。
これだけでも120円お得だ。
ついでに「江戸東京博物館」でも割引が受けられて、600円が
480円。ここでも120円お得。
うーむ、素晴らしい。
妻と別れて吉良邸を目指す。
探すのに少し時間がかかった。
墨田区はあまり宣伝する気がないようで、近所に看板も出ていない。
実際のスペースも5メートル四方くらいと小さく、拍子抜けであった。
江戸東京博物館。
7階のレストランで息子と二人でランチ。
初めて2人で外食したが、なんとか取り分けて、そんなに
テーブルや床を汚さずに食べてくれてホッとした。
お店の人も親切で、子供が飽きないように、外に向って
並列に並んでいる窓際の席を用意してくれた。
ランチの後に常設展会場に行った。
とにかく外国人が多い。いや~、驚いた。10人に一人くらいでは
なかろうか。
ところが英文表示が少ない。
展示物の説明プレートも、当然説明文は日本語よりも英語のほうが
文字数が多い。にもかかわらずサイズが同じくらいなため、
英語の文字が小さくて読みにくい。
展示物によってはガラスケースの中に説明プレートがあるので、
より一層読みにくい。
外国人のお年寄りが読むのに苦労なさっていた。
また、展示物によっては映像資料などもあるのだが、これは日本語のみ。
特に東京大空襲のコーナーの説明プレートに、英語のものが
少ないこと、映像資料の英語版がないことなどは残念だ。
外国人にもよく知ってもらいたい。
吉葉家も1945年当時は本所に家があり、祖父を除いた
家族は群馬県の館林に疎開していた。
祖父だけ残って仕事をしていたが、3月8日に近所の歯医者さんが、
「近く大きな空襲があるので、吉葉さんも疎開したほうがいいですよ」
と祖父に教えてくれたそうだ。
祖父はその日の夜に自転車で館林に向ったという。
祖父は「あの歯医者はスパイだったに違いない」と言っていた。
だから大空襲は、なんだか他人事ではないのだ。
展示場内では、息子はベビーカーから降ろして放流。
日本橋でアメリカ系中国人のギャル集団が息子を囲み、
バシャバシャ写真を撮っていた。
「オ~ソ~キュート!!(はぁと)」
息子はビックリしてフリーズしてしまったので、より一層写真を撮られていた。
次も息子を放流できる屋内施設に行こう。
鉄道博物館かな?
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